節約ママの株主優待・ふるさと納税&育児日記

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【育児】幼活(幼稚園受験)のやり方~幼稚園難民になりかけた話~

こんにちは、佐倉田です。

今回は

「幼活(幼稚園受験)のやり方~幼稚園難民になりかけた話~」

です。

長女が3歳になった頃、二女を妊娠中だった私は3年の育児休業をとることにしました。そのため、長女は保育園ではなく、幼稚園(年少クラス)に入れることにしました。
いわゆる名門幼稚園への「お受験」ではなく、ただ近所の園に通いたかっただけなのですが、幼活がとても大変でした。
長くなりますが、我が家の幼活の全記録をご紹介します。失敗談が皆様の参考になれば幸いです。

 


 

【幼活ステップ1】幼稚園見学

①情報収集

まず、近所の先輩ママから話を聞くなどして情報を収集し、通いたい園をピックアップします。情報収集の開始時期は早ければ早い方がいいです。ホームページがある園もありますが、情報が更新されていないなど、アテにならないことがあり、クチコミが信頼できる情報になってきます。

幼稚園には大きく分けて2つのタイプがあります。英語、リトミック、漢字や計算などに力を入れている「お勉強系」と、「子どもは遊びを通して学んでいく」という考えの「ノビノビ系」です。

うちでは、自宅から通いやすい順に、お勉強系のA園を第一希望、ノビノビ系のB園を第二希望にしました。

②見学会、説明会への参加

見学会や説明会を1回しか開かない園もあります。予約がいっぱいになってしまうこともあるので、早めに申し込んだほうがいいです。日程はホームページに載ることもありますが、夏頃に終わってしまうことも多いので、4月になったら園に電話していつ開催されるか確認した方が良いです。他の園と日程が重なってしまったら、パパとママで手分けして行くしかないです。

説明会に出席できても、注意が必要です。お勉強系A園では、説明の間、子どもを別室で預かってもらえたのですが、その間、子どもの様子が採点されているようでした。子どもはシールの名札をつけるように言われ、様子を見ている先生が何かメモをしているようでした。
あとで長女にその時の様子を聞いたら「おともだちとなよくできなかった」と言っており、これが後々選考にひびいたのかもしれないと思っています。

③園の行事への参加

園のおまつりや運動会に外部から参加できることがあります。園の雰囲気がわかるだけでなく、参加が園側でチェックされている(選考の際に有利になる?)場合もあるようなので、できるなら参加した方がいいです。

なお、子ども用に上履き(バレエシューズ)を1足買っておくと便利です。見学会、説明会、園の行事、面接当日に使います。

ママ、パパもスーツに合うスリッパがあると良いです。


 

【幼活ステップ2】面接などの練習

①練習の方法

先着順で願書を出せば入園できる園もありますが、A園もB園も親子面接がありました。親も子もそれぞれ質問に答えられるようにしておかなければいけません。
2~3歳の子には酷かもしれませんが、面接の練習は必要です。練習と言っても、日常の中でクイズを出して、何度も繰り返すと、すらすら答えられるようになります。初対面の人が苦手な子は、誰かに頼んで練習相手になってもらうのも良いかもしれません。

②我が家で練習したこと

まず「おはようございます。」「よろしくおねがいします。」などのあいさつができるようにしました。そして、椅子に座っていられるように練習しました。

お勉強系A園の面接対策として、「お名前は?」「何歳ですか?」「お誕生日はいつですか?」「好きな食べ物は?」「好きな遊びは?」「今日は誰と一緒に来たの?」「ここまでどうやってきたの?(交通手段)」「パパとママのお名前は?」「今朝、何を食べましたか?」「この幼稚園の名前は?」などの質問に対し「~です。」をつけて答えられるようにしました。
また、パパとママも想定質問に答えられるように練習しました。

また、ノビノビ系のB園の実技対策として、じゃんけん、けんけんぱ、でんぐり返し、ボール投げ、1~10まで数える、色や形、ものの名前(動物などの絵を見せて「これは何?」という問いに答えられる)なども練習しました。

②当日の服装に慣れておく

面接当日、長女にはグレーのお受験ワンピースを着せたのですが、嫌だとギャン泣き。泣きすぎて吐いてしまい、ゲロまみれのまま面接に望むことになりました。こんなことにならないためにも、当日着る予定の服を何回か着ておくことをオススメします。「かっこいいね!」「かわいいね!」とほめておけば、当日もすんなり着てくれるはずです。


 

③トイレトレーニン

ノビノビ系B園では、オムツが取れていない子も受け入れ可能でしたが、受け入れてくれない園もあるようです。

④母子分離

園によっては、親子別々の部屋で考査が行われるようです。ママと離れても泣かないでいられるよう、練習しておくとよいかもしれません。

 


 

 

【幼活ステップ3】願書配布

園によって願書の配布方法は異なるため、説明会で聞いた方がいいです。
私の住む自治体の幼稚園協会では、願書配布は10月15日以降、選考は11月1日以降という決まりがあります。なので、どの園も10月15日から願書が配布されるのですが、これがかなりの争奪戦になる場合があります。
ある園では、願書にナンバリングがされており、早い番号が有利になるとの噂でした。また、別の園は、定員分しか願書を配らないため、整理券を手に入れるために保護者は早朝から並んだそうです。(徹夜で並ぶのは禁止)

A園もB園も、希望者全員に配布する方針だったため、願書は問題なく手に入りました。

願書の書き方としては、面接で答える内容と同じことを記入します。志望動機など、願書の内容をよく覚えておき、そのまま面接で言えるようにしておきます。


 

【幼活ステップ4】選考(面接)

①願書の提出

選考当日は、願書受付(先着順)→選考(面接)→入園手続きという流れになるのですが、私の住む自治体では、全ての園の選考が11月1日に行われます。つまり、1つの園しか受けられません。併願ができないのです。
しかし、第一希望の園だけでは不安なため、第二希望の園を時間差で受けることにしました。

やり方としては、パパとママが手分けして、一人は第一希望の園に始発で並び、願書の受付を早めに済ませます。もう一人は第二希望の園に並び、遅めに願書を出します。面接の順番は願書の受付順なので、これで2つの園を受けることができます。(余談ですが、並んでいる間、トイレに行きたくて大変でした。寒い時期なので、防寒対策も必要です。それと、子どもが数時間も一緒に並ぶのは大変です。家でおばあちゃんなどに面倒を見てもらえるなら、お留守番したほうが良いです。)

ちなみに第一希望の園は15番目の受付で、面接時間は9:30頃でした。第二希望の園は定員60人で、願書の受付は56番目、11:30頃の面接になりました。

別の園は、面接ではなく抽選で選考が行われたそうです。朝6時から抽選が行われ、落ちた場合、その足で別の園に…といったこともあったようです。

②服装

当日の服装ですが、園によってかなり違います。

お勉強系A園は、パパとママは紺スーツ、子どもはお受験スーツ、紺のワンピース、シャツに紺ベストの子ばかりでした。

一方、ノビノビ系のB園は、「実技テストがあるので動きやすい服装で」との指定があり、普段着の子がほとんどでした。保護者も普段着~きれいめカジュアルといった感じでした。

私たちはA園に合わせ、パパとママは紺スーツ、長女はグレーのワンピースで行きましたが、B園にそのままハシゴしたため、B園では浮いてしまいました。

選考の内容や当日の服装などを知りたい場合、手っ取り早い方法は、希望する園の園バスの送迎が終わった先輩ママに話しかけて、情報を聞き出すことです。かなり勇気が要りますが、確実な方法です。


 

③面接での質問内容と回答例

《A園》

親子面接。パパ、子ども、ママで着席し、先生は1人でした。
まず、子どもへの質問がありました。
・お名前は?
→●●です。
・何歳ですか?
→3さいです。
・お誕生日はいつですか?
→●月●日です。
・好きな食べ物は?
→いちごです。
・好きな遊びは?
→おにんぎょうごっこです。
・今日は誰と一緒に来たの?
→パパとママです。
・ここまでどうやってきたの?
→じーじのぶーぶーできました。
・ママのお名前は?
→●●です。
・今朝、何を食べましたか?
→パンです。

次に親に質問がありました。
・志望動機は?
→志望動機は2つあります。
1つ目は、貴園を見学した際、園児のみなさんがいきいきと楽しそうに活動されていてることに魅力を感じたからです。
2つ目は貴園の教育方針「○○」に共感したからです。特に英語教育に力を入れていらっしゃり、そのような環境に娘を置きたいと思ったからです。

・家庭の教育方針は?
→「気付き」を大切にしています。何でも初めから教えるのではなく、本人が気づけるよう、ヒントを出しながら見守るようにしています。

・子どもの長所と短所は?
→長所は物怖じせず、なんでも挑戦できるところです。短所は怖いもの知らずでどんどん突き進んでしまうため、親として心配になってしまうところです。

・園に期待することは何ですか?
→集団生活を通して、お友だちとの関わり方や、社会性を身につけて欲しいと思っています。

・最後に何かありますか?
→是非、貴園に通わせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします!

その他は覚えていませんが、A園では、就活か!?と、思うくらい質問されました。
また、パパとママで事前に調整して「この質問が来たらパパが答える」「この質問はママ」といった具合に、それぞれが答える分担し、どちらかにかたよらないようにしました。

《B園》
まず、実技(マットゴロゴロ、じゃんけん、1~10まで数える、動物などの絵を見せられ「これは何?」との質問に答える)がありました。
次に親子面接がありました。
子供はA園と同じ事を聞かれ、「~です。」で回答しました。
親には志望動機は聞かれず、子どもの事を中心に聞かれました。
・家ではどんなお子さんですか?
→A園の「長所と短所」と同内容を回答
・トイレトレーニングの状況は?
→まだ、オムツが外れませんが、定期的にトイレに座らせるなどして取り組んでいます。

④選考結果

B園は、先着順で願書の受付=ほぼ入園確定だったのですが、入園手続きを夕方までに行えばよかったため、A園の結果が出る正午まで保留し、お昼にA園の結果を見に行きました。結果は…

不合格でした。

第二希望を受けていなければ、幼稚園浪人になるところでした。

敗因①プレ枠、兄弟姉妹枠が優先

プレというのは、2歳から通っている子たちです。その子たちが優先的にそのまま年少クラスに持ち上がるため、その枠が埋まってしまいます。兄弟姉妹枠も同様で、同じ園に上の子が通っている場合、優先的に入園できます。そのため、年少の空き枠はほとんどなかったようです。

敗因②面接での発言

園の案内では「自家用車での来園はご遠慮ください」とのことでしたが、面接当日、第二子出産間近だった私は前駆陣痛が始まっており、公共交通機関で移動できる状態ではなかったため、おじいちゃんに車で園の近くまで送ってもらいました。
面接の質問で、「今日はどうやって来たの?」と聞かれた長女は「じーじのぶーぶー!」と正直に答えてしまいました。これがいけなかったかもしれません。

余談ですが、A園の面接で前の番号の子がずっとギャン泣きして何にも答えられていなかったのに、合格していました。
一方、うちの娘はきちんと椅子に座り「~です。」「~ます。」と全ての質問に答えましたが落ちました。今さらですが、面接の内容なんて関係ないのかもしれません。

 

【まとめ】幼活必勝法

①赤ちゃんが生まれたらすぐ幼稚園の情報収集!

②2歳でプレに入れる(これはこれで大変で、抽選になったりします。)

③そのまま持ち上がりで年少クラス入園!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。